皇帝ベッケンバウアーは18歳で国の代表へ選出。
その時に、コーチから指導されることに対して「コーチそれってこういうことですか?」
少年ベッケンバウアーはコーチの言うことをすべて行うことができた。

先日FBから情報をいただきサッカーの池上正さんの指導者講習会に参加さえてもらいました。
その中で教えていただいた言葉です。

この時私は考えたんです。
ベッケンバウアーのような選手を輩出するにはどうしたら良いか?
ベッケンバウアーの卵をどうやって孵化させるのか?


私は自分に合った方法を選手に見つけさせることも大切かな~
なんて思っています。

そのために、まずは色々なプレーを経験させなければなりません。
経験の中から自分に合ったコツが見いだせるかもしれません。


小・中学生の指導者のみなさんも「これが正しい」というものを指導していると思います。
しかし、これが行き過ぎると「統一した教え」といって、
only oneの教え「これしかない」という教えをしてしまいます。

指導者のみなさん
本当にこれしか、それしかありませんか?
本当ですか?


その「only oneの型」にはまった選手は伸びるかもしれません。
でも、人にはそれぞれタイプがあります。

もしかしたら、釜本邦茂は作ったけれど、
ベッケンバウアーをつぶしているのかもしれません(笑)

もしかしたら、長嶋茂雄は作ったけど
王貞治はつぶしたかもしれません(笑)



だから親として家に帰ってきた子供には言います。

教わってきたことの反対をやれ!
教わってきたことと違うことをしろ!


これは、「試してみろ」ということです。
決して「反抗しろ」と言っているわけではありません。

もしかすると、反対の方が自分には合っているかもしれないからです。
私はうまくなれば一先ずそれはそれでOKという考えの人間です。


でも、いるんですよね、指導者には。
自分の考え以外で上手になるのが気に入らない指導者が。

だから親としてどんなに子供がへぼでも指導者は選びは大切なんでしょうね。
自分の言ったことを大事にする指導者か
選手が伸びる方法を大事にする指導者か

だから指導者には要求します。
自分の指導方法に捉われない指導をしてください。
同じ結果を目指すのに、方法という引き出しをたくさんもってください、と。

而今