むつの思い出が嫌なものにならないように

その人は私の娘にそっと5000円を渡してくれました。


今日私は恐山に参拝していました。
その帰り道、八戸までは子供たちを電車で帰らせようと下北駅から電車に乗せました。

しかし、長女はチケットを紛失。
弟とその友達をとりあえず電車に乗せて電車は出発してしまいました。

駅員は娘に切符を販売しておきながら、
切符を買ってから乗車してください!

と言って電車に乗せてはくれませんでした。
もちろん紛失した本人が悪いわけで再購入しなければならないのは当たり前。

でも、目の前で切符を購入しているのですから、
とりあえず乗って、八戸で親に払ってもらいなさい。
ぐらいは言えるはず。

一人駅に取り残された娘。
泣いて私に電話してきましたが、私は弟たちを八戸で拾わなければならないので下北には戻れません。


途方に暮れていた娘に、一人の男性が声をかけてくれました。
むつの思い出が嫌なものにならないように
おなかもすいているだろうから食事代と切符代を渡すから
一生懸命勉強して世のためになるように
そう言って5000円を渡してくれました。


むつ市のシーエスホームの山田さん、本当にありがとうございました。
娘は本当に感謝しております。

そして、山田さんのおかげで世の中には素晴らしい人がいること
人に親切にすることの意義
将来どのように人間にならなければいけないか

さまざまなことを知ることができました。
こころから感謝いたします。

山田さんの心遣いが日本中に広まることを祈ります。


而今