集中しろ!1
集中しろ!2
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指導者の方は集中しろって練習中に何べん言うのでしょう。
それほど集中した練習って大切なんですね。
でも集中ってどういう意味?
どうやったら集中できるの?
と聞かれて答えられる方はどの位いるのでしょうか。
指導者が分かってない言葉を選手に投げつけても選手はそれを行なうことはできません。
自分が分からない言葉を選手に投げる指導者はごまかしをして教えています。
集中とは一ヶ所に集めることを言います。
言い換えるとターゲットすることを言うのです。
だから、ターゲットすることなくする練習は集中していない練習ということになります。
逆にターゲットできていればそれは集中した練習ということになります。
先日ある高校の選手が前の日の試合でバントができなかったということで、バント練習をしました。
一日中バント練習なのですが、そのバント練習の次の日の試合でもバントができません。
まあ、一日で完璧にはできないでしょうから仕方ない部分ももちろんあります。
しかし、バント練習の中で集中する選手の様子が全く見受けられませんでした。
残念です。
でも、この練習に「集中しろ!」と言ってもおそらく集中できないでしょう。
なぜなら集中がなんだか分からないからです。
その日は私は見ていただけなのでなんとも言えませんでした。
しかし、もし私が指導するバント練習なら、きちんとラインを引き打球到達点をマークする。
あるいは打球到達点に目標物を置きそれを狙う、ということをさせます。
簡単なことですが、これがターゲットであり集中させる簡単な工夫です。
聞き違えがないように追記しますが、これは例えばの話なので、大方の指導者の方がバント練習ではそういったことをされていると思っています。
このターゲットをさまざまな練習の中で行なえれば集中ができますよ、というお話です。
それは「打つときに肘をこうしよう!」などというターゲットでもOKだと思います。
指導者のみなさん、集中させたいならターゲットを工夫してください。
簡単な一工夫はその選手を必ず集中させます。
而今
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